くるり『ソングライン』(2018)
くるりの新譜。
なんて良いアルバムなんだろうか…。
70年代ロックな作風。
オーソドックスなロックナンバーもあればはっぴいえんど的なアコギ一本で行けそうな曲もあり…………、
いやぁ、とにかく良い曲ばっかだ!!!
一聴して「これサイコー!」ってのはあんまりないんだけど、どれもこれも聴けば聴く程味が出る良い曲ばかり。
「春を待つ」なんておじさん泣いちゃうよ。
くるりってよく知らないんですけど、15年くらいやってるバンドなんですか?20年?
とにかく、それだけ長いことメインでソングライティングをしててこれだけの曲を書けるなんてこの岸田って人は凄いね!天才だね!
これだけ心に染み入る良い曲達でも、プログレ/ジャズロック然とした「Tokyo OP」や「ソングライン」のギターなど、技術面でも楽しませてくれる。
この岸田って人は凄いね!!天才だね!!!
一曲々々に色んな音楽の要素がまぶしてあって、物凄い音楽オタクなんだろうなとバックボーンの深さを感じる。
これまでの人生ではとんと縁のないバンドだったんだけど、これはちゃんと掘り下げないといけないですね。