頭脳警察『Brain police relay point 2018』(2018)


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頭脳警察のライヴ盤。

ラジオ(アフター6ジャンクション)で町山(町山智浩)さんが言ってたけど、2019年で結成50周年らしい。

 

信じがたい程のエナジー、アグレッション。

パンクだよ、これこそがパンクだよ。こんなに熱く青臭い本物のロックを50年も続けるなんて、PANTAさんて人はホントに凄いな。

絶対近所に居たらやばいジジイだと思うけど。

 

序盤はバンド編成で、熱い演奏。ただただ、何も考えずに格好良さが突き刺さってくる最高のロックンロール。もう最高。

 

中盤は頭脳警察のふたりでのパートが暫く続く。

「いとこの結婚式」、最高。親戚の結婚式はね、そりゃ「あの恐ろしい儀式」だろうよな。

思い浮かぶ光景おもしろさと、でもアウトサイダーが社会儀式に参加しなければならない時の悲哀がよく表れていて笑い泣き。

 

反面社会への反抗と猜疑心とを全開にぶちまけた曲も多く、少年達のフラストレーションを50年間刺激しまくってきたんだろうなぁ。

 

歌詞の世界観もサウンドも、衝動的で野性的で反抗的で、ロックミュージックが失ってはならないものを濃厚に持ち続けているピュアロック。

ロックミュージックを聴く人間として絶対に外してはならないバンドだと、今更ながら知った今日この頃。