『デザインの引き出し36』(2019)

以前TBSラジオの『アフター6ジャンクション(通称アトロク)』にて企画・編集の津田淳子氏出演の放送を聴いて以来、その明らかにどうかしている印刷物への狂愛からずっと気になっていたこの雑誌。

グラフィック社という会社が発行。

 

書店に立ち寄った際に新号を見つけたので思わず購入。

 


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表紙は何故かコロコロコミックのオマージュ…と思いきやデザインは本家の方でした。

 

特に内容も見ずに買ったのだけれど、まぁ濃い!濃い!

 

 

メインの特集は「紙もの文具&玩具のつくり方」で、各種便箋やらマスキングテープやら箱やらニッチなラインナップが並ぶ。

 

 

あとは最近アップデートされたらしい「フリッター」という用紙の見本が付いていたり、

 


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色んな特集印刷の製法や、「フォントを作ろう!」的な、とにかくどうかしている企画が軒を連ねる。

 

 

特に白眉だったのがこの特集。


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そして、付録のこれ!!!


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約450ページ数に渡る各種ノート紙見本市!最高じゃないですかこれ?


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値段は¥2,000と雑誌にしてはまあまあするが、それを補って余りある(なんならお釣りが来る)程の情報量&密度&愛情。

 

自分は印刷業でもデザイン業でも出版業でもないが、イチ読書好きとして非常に!興味深い!雑誌でした!

 

次号は6月とのことで少し先だが、今後も購読間違いなし!